就農準備校と農業大学校どちらを選ぶ?

農業を始めるにあたって何処かで技術を学ばなければなりません。

全く未経験だとなおさらです、いきなり農家に弟子入りして研修というのもありますが、まず自分が畑仕事に向いているか適正も見極めなければならないからです。

となるとどこか学校で学ぶことになりますが、大きく分けて下記の3パターンに別れます。

(1)農業大学(4年制の大学)
(2)農業大学校(主に2年制)
(3)就農準備校(短期コースを含め色々な形態がある)

このサイトを見ている人は二十歳前後の学生さんではなさそうなので(1)の説明は省きます。

(2)の農業大学校ですが卒業後そのまま独立就農したり農業法人に就職される方が多いようです。

(3)の就農準備校は普段のお仕事をしながら体験的に農業を学び、自分の特性を見極めるのに良いです。

どれも一長一短ですが、各自の年齢や体験量に応じて決めると良いでしょう。
デメリットはそれぞれにあるのでご説明します。

農業大学校のデメリット

在学中から「農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)」の「準備型」を使えるので学費を給付金からまかなう方が多いようです。

学生をしながら年間150万円も入ってくるので良いことづくめのようですが、正直学校はあくまでも学校、実践的が技術が身につくわでではないので卒業後いきなり「独立就農しろ」と言われても無理があると思います。結局農業法人に就職する方が多いので「脱サラしたつもりがサラリーマンになっていた」という矛盾を抱えます。

就農準備校のデメリット

短期コースはお稽古ごとにちかいので、実践に近い技術を学ぶことは不可能です、ただし全くの未経験者が農業を体験して適正を見るのには良いと思います。

まとめると
大学校 卒業 → いきなり独立 → 技術が伴わず失敗、離農(全員ではないですが)
(農業次世代人材投資資金を使用するのであまりお金は掛かりません)

大学校 卒業 → 経験も少ないので(とりあえず)農業法人に就職 → 結局雇われの身
(こちらもあまりお金は掛かりません、むしろいきなり給料も貰えます、安いけど)

就農準備校 卒業 → 田舎に移住、同時に農家に弟子入りして研修 → 数年後就農
(弟子入り後、農業次世代人材投資資金を使います、それ以前の資金は必要です、時間はかかりますがしっかりとした技術を学べます)

いかがでしたか?あとはご自身の年齢で考えれば良いと思います。

若ければ大学校で学んで法人に就職したとしてもその後の自由度も高いです。
30台後半から40代前半になると2年も大学校に通っている時間はないので必然的に準備校となるようです。

最初のつまづきは一生に影響します、慎重に学校を選びましょう。